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「マイクロソフトでは出会えなかった天職」のジョン・ウッドさんの講演会
2008/06/03(Tue)
先日5/27に「マイクロソフトでは出会えなかった天職
僕はこうして社会起業家になった」
のジョン・ウッドさんのお話を伺いました。

1998年時点で、2億人の学校に行けない子どもがいて、
8億人の字の読めない子どもが世界にはいるなんて、信じられますか?
その2/3が女性なんです。

日本にいると 値上がりが続き生活は厳しくなる一方と言う話ばかり聞きますが、外国では 大変な環境にいる子どもや女性がまだまだたくさんいるんです。

本の中には 子どもたちの写真がありましたが、
その表情の明るさ、目の光の強さに驚いた人は 私だけではないと思います。

ただ経済的に恵まれない、教育を受ける事ができないと言うだけに過ぎず、
皆子どもたちは その環境の中で精一杯輝いて生きているんだと、
その点に強く打たれました。

逆に私たちこそが失っている物を考える必要があるのでは? そんな事も思いました。


慶応大学で行われた講演会は、若い学生や、志に燃えている若い起業家にあふれ、エアコンが効かないほどに 暑い会場でした。

マイクロソフトで働いていたジョン・ウッドさんは、ネパールに旅をし、
そこで 貧しい学校と、本のない図書館を目にする機会がありました。

そこで学校大好きで、本が何よりの宝物だったジョンさんは、
ここにたくさんの本を持って帰ってこよう! そう決心して
行動を起こします。

この後のことは ぜひ 「僕はこうして社会起業家になった マイクロソフトでは出会えなかった天職」を
ご覧になってください。

2000年の設立以来、ジョンさんの立ち上げたルーム・トゥ・リードは以下の活動成果を通じて170万人の子どもたちの力になっています。
学校442校の開設
図書館5,167カ所の開設
現地語の児童書を226タイトル、計209万9,000冊発行
計224万976冊の英語の児童書を寄贈
108のコンピューター室を開設
47の語学学習室を開設
4,036件に女子奨学金を支給
今後2020年までに 1000万人の子どものために活動を拡大すると発表し提案す。

東京チャプターのニュースレターを読むと、あらすじが判ると思います。

講演会で私の前に座って ノートパソコンを ピアノを弾くように、話を聞きながら、打っていたにゃむさん。(ご本人は内緒にしたいみたいですが、司会者から
にゃむさんは 東大を中退しての、社会起業家だと紹介されてました。
それを聞いたジョンさんからは、グッド!!の サインが出てました。)そのにゃむさんの
講演会のまとめ
を ご覧下さい。

ジョン・ウッドさんの講演会rtrとの連携の可能性も.、のところです。

そして、そのブログを見た別の方からの 発信も見つけました。

こういうやりとりって面白いですね!!

こちらのサイトも素敵なのでご紹介します。



書いている方はどんな方?とプロフィールを拝見して、!!!

社会起業家といわれる人って、前々から思っていましたが、
こういうスマートな方でないと 駄目なのでしょうか?

以前から感じていましたが、かなり悩みます。

私が感動したのは、情熱を持ちながら、クールに考え、そして行動しているジョンさんの姿勢です。

そして、人を巻き込み、任せられる人を募り、人に任せることをなさっている点には、自分の事を反省し勉強になりました。

先日 ジョンさんの考えに賛同した企業の協力で、六本木ヒルズで パーティーをしたそうです。

一晩、と言うか 数時間で5600万が集まったそうです。
これに協力したのは、在日外国人ばかりではなく、半分は日本人だったとか。


この後日本で1億円を集める事を目標にしていると聞きました。




現在  ジョンさんの本は4万冊が日本で売れているそうですが、
10万冊を売る事を目標にしていると聞きました。

それが、小学校や、図書館の建設に充てられる訳です。

日本円で200万円があれば、一つの小学校ができるのだそうです。

現在では、1日に4つの学校が出来上がっている計算になるんだとか! 
驚きました。

スターバックスとの比較がスクリーンに出ていましたが、
スタバよりも 多い展開です。

それでも、まだまだ目標には届かないので、
今後もジョンさんの 行動は続きます。

浅岡さんのブログにあったように、
確かに文化の違いを私も感じました。

だからと言って、何もせずにいいのだろうか?と思います。

充分な教育に受ける事によって、 戦争や、貧困が減るとしたら、したら、ではなく、 間違いなく減る訳です。

それが判ったら、うちの毎日の家計が苦しいからいつか できるようになったらしようでは、 遅すぎるように思いました。

では、どんな事から始められるか?と
具体的に アメリカで行われている事が挙げられました。

1. 読書マラソン
子どもたちが1冊の本を読むと、1ドルお小遣いを貰い、それを寄付するんだそうです。 1冊の本を読み賢くなる子、 そのご褒美で遠くの国の子どもも、
寄付でできた図書館の本を読める訳です。

2. 誕生会
プレゼントの替わりに、寄付をする。

3. Give it up day 好きな物を我慢してそれを寄付にあてる。
例えば、今日はチョコを我慢してダイエット、そのお金を寄付する。

4. レストランの売上の一部をお店が寄付する。




日本でも、身近なところでは、ブックオフに買い取ってもらった本が
ジョンさんのroom to readの資金に充てられる事が決まったそうです。

これなら参加しやすくないですか?

ブックオフを使った寄付


不要な本をブックオフに送るだけで、途上国の子供たちに学校や図書館をプレゼントすることができます。手続きは簡単です。

ブックオフオンライン宅本便センター0120-52-2902 (年中無休 10:00〜17:00)に電話にまずは 電話をすればいいのです。

この売上が 小学校建設等に使われるわけだそうです。

とてもソフトなジョンさんですが、
語る口調はとてもエネルギッシュで、惹き付けるものがあります。


今後の活動していく上で、下記の4点を頭に置いて何かいいアイデアはありませんか?と 投げかけられました。

1. 楽しく出来る

2. 識字率アップに繋がる

3. 学生、子どもが参加できる形

4. room to readの認知度がアップすること。

5. ネットワークが広がるように。


これらのほとんどが、準備中のサロン・みなとにも使えるアイデアだと思いました。

最後に、

今 「いい変化を起こしているだ」、その事を意識して、
何度 断られても あきらめない。

そして 高い目線で 大きく考える。


そう話してくださいました。


帰りに本にサインして頂き、お名刺交換もさせて頂くことができ、
私が 壁にぶつかった時には これを見て またジョンさんのパワーを感じようと思いました。

上がってしまって、ジョンさんと一緒に写真が撮れなかったのが唯一残念でした。

本の片づけをして、ブックオフへ電話をしようと思います。

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