5月12日のセミナーにて。平間先生の「家族同士だからこそ必要な傾聴力と質問力」を伺って気がついたこと。 -② |
2013/05/18(Sat)
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![]() 農薬のかかっていないイチゴを食べるには、自分で作るしかないと聞き、試しています。 人間二人と犬三匹分のイチゴを収穫するには、いったいいくつ苗を揃えたらいいのでしょう? 農家の方のお仕事に、頭が下がるばかりです。 やってみないと大変さは判らないですね。 5月12日のセミナーにて。平間先生の「家族同士だからこそ必要な傾聴力と質問力」を伺って気がついたこと。 -①に続いて お送りしています。 3.学校の勉強には正解がありますが、 それ以外では、正解が一つしかない物の方が少ないのではないでしょうか? いろいろな考え方があるからですね。 だからこそ、聴く必要があるのですが、 そして日本語は、特に最後に結論が出てくる事が多いので、最後まで聴いて、そして伝え返すことが 大切です。 今日は暑いから駅までバスで出かけようかと思ったけれど、 運動もしないといけないから、歩いていこうかな。 でも、約束の時間まであまりないし・・・。 うーん・・・・。 やっぱりバスを待つ時間を考えたら、歩いて行っても変わりないからバスには乗らずに歩いて行くわ。 こんな話し方を結構してませんか? 最後まで聴かないと、バスで出かけるように聞こえますよね。 途中まで聴いて、「そうよ、歩いて行くのがバス代の節約にもなっていいわよ。」なんて 口をはさんでいませんか? そこを、最後まで聴いていると、 へえー、凄いじゃない、頑張るわねー。 で、そうすると、何時に家を出るの? と途中まで聴いた時とは違う質問になります。 この話を聴いている時に、 うなづいたり、声を出して「そうだったの?」 「へえーっ」 「凄いなー」などの 言葉をはさんで、ちゃんと聴いてますよ、と聴き手が伝えると、 話し手は聴いてくれているのを確認しながら、安心して話をする事ができます。 話の語尾を伝え返すのも、大切。 これはそもそも きちんと話し手の話を聴いていないと出来ないものです。 うなづいたり、声を出して「そうだったの?」 「へえーっ」 「凄いなー」と反応してくれると、話しては、もっと話したくなります。 確かにそうですよね。 そして、話を聴いてくれた人の話は、聴こうと思うのが、人間と言うものだそうです。 十二分に話を聴いたら、今度は聴き手側が話す番だと言う事ですね。 ここでカウンセラーでもいらっしゃる平間先生から一言。 「伝え返しのできないカウンセラーは、信用できない。 なぜなら聴いていない証拠だから」 なるほどですね。 しっかり聴いていないと質問(問いかけ)も出来ない、と言う訳です。 質問(といかけ)と言うのは、答えを教える事ではありません。 ここで ついつい良かれと思って、最後の答えまで親や、家族が答えを教えてしまうと、 自分で考える事をしなくなり、自分で考える事が出来なくなります。 これは大変ですね。 いつもいつも親や家族が一緒にいて考えてあげないといけなくなります。 でも、価値観も世代も違う親や家族が出した答えは、本人にとって正しい答えなのでしょうか? 例1 明日は、病院の予約が10時だから、8時には起きなさいね。 ← × 明日は、病院の予約10時だけど、何時に起きるの? ← ○ 例2 最近ちょっと甘いもの食べすぎでしょう。 ダイエットしないとねー。 ← × 最近ちょっと甘いもの食べ過ぎていない? どうしたらいいと思う? ← ○ 質問で会話を終えると、相手に考えて貰う機会を与える事になる。 自分自身で間違っていてもいいから 答えを出せるようにする事が大切なんですね。 まだ終わりまでたどり着いてませんので、 続きは また改めて書かせて下さい。 |
日曜日は、平間先生の「家族同士だからこそ、必要な傾聴力と質問力 」にご参加ありがとうございました。 ご質問にお答えします。 |
2013/05/13(Mon)
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日曜日に、平間正彦先生の「「家族同士だからこそ、必要な傾聴力と質問力 」にご参加頂いた皆さま、
平間先生のお話いかがでしたでしょうか? 内容については、今まとめているところなので、後にしますが、 平間先生の通る声に、驚かれた方もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか? 帰る途中に、伺ったお話では、 声を保つために、腹筋や、背筋などトレーニングをなさっていらっしゃるのだそうです。 丸一日のセミナーの場合には、 体を整えておかないと、途中で声が出なくなったりなさるのだそうです。 生まれつきいい声をお持ちなのだと思っていたのですが、 やはり努力が必要なのですね。 セミナー当日は、朝早くから息子さんの野球の試合のために練習に付き合い、 それから溝口メンタルセラピストスクールで午前中授業をなさい、 午後は、「みなと」へ来て頂いて、その後はすぐにお子さんの元へ帰られるのかと 思っていたところ、 夜にも、クライアントの社長さんとの会食が入っていらっしゃると言う事で、 すぐに次の会場へ向かわれました。 そのパワーの凄さに、圧倒される程でした。 平間先生、講演の間ストップウォッチを使って、 いつも時間通りにお話を終えられるそうですが、 皆さんがあまりに真剣に、集中して聴いて下さったので、 つい、準備なさっていた事以外にも、お話をしたくなってしまって、とおっしゃっていらっしゃいました。 アンケートにも目を通されて、 こんなに喜んで頂けたのなら、また伺いますよ、と次回の約束をして下さいました。 どうぞ期待なさってお待ちください。 そして、今回はご都合がつかなかった皆さまも、次回は予定を調整なさってご参加ください。 また、私がお話させて頂いた中で、 精神科医 越智啓子先生のお話を致しましたが、 本のタイトルを後で教えて下さい、とご質問を頂きましたので、こちらでご紹介したいと思います。 今が、ベストタイミング! ~ すべてがうまくいく宇宙の法則 ~ 大和書房です。 この本の中に、こんな一節があります。 長い間看護の仕事に携わっていらした方が、越智先生に「うつ病で悩んでいます。」と話された時、 先生から「それは、後で役にたつわ。」と言われ、大変勇気づけられたのだそうです。 この女性は、「私は、自分のうつ病は、私の人生の終着点ではなく、単なる通過点であって、後に続く未来があると言うメッセージに聞こえました。こんなにうれしいことはありません。 この今の苦しみは、単なる苦しみではなく、明日への糧なのだと。」それに気がついた、と書いていらっしゃいます。 私は、この一節にもっと早く出逢っていたら、私がうつの時、そして夫がうつになって私が家族の立場になった時、あんなにもがき苦しむ事はなかっただろうと思いました。 この本を読んで、実際にどんな方なんだろうと、東京での講演会に伺った事があります。 笑いがどんなに大切かを話して頂き、また参加者の皆さんが笑えるように、 趣向を凝らして下さって、とても楽しい時間でした。 普通の講演会とは、ちょっと違うリラックスできる時間でした。 東京ばかりでなく、各地で講演をなさっているので、 ご本をご覧になって 越智先生に会ってみたいと思われたら、一度脚を運んでみてはいかがでしょうか。 越智先生の講演予定は、⇒こちらをご覧下さい。 今回のセミナーの準備で、ブログの投稿に間が開いてしまいましたが、 今回のセミナーで気がついた事をまとめて また投稿したいと思います。 |
5月12日(日)平間正彦先生に、「家族同士だからこそ必要な傾聴力と質問力」と言うタイトルでお話して頂きます。 |
2013/05/05(Sun)
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![]() 日射しが強くなって、白い花が鮮やかに見えます。 フェイスブックがご縁で、5月12日 株式会社ドリームステージJAPAN 代表取締役社長 平間 正彦氏が「みなと」に来て下さいます。 去年のお正月過ぎに、フェイスブックで平間先生とお知り合いになりました。 平間先生は、FMラジオ系列で「ベストセラーズチャンネル」と言う番組のパーソナリティをなさっていて、 ベストセラー作家の皆さんの本には出ていない情報まで、リスナーの立場になって、 ゲストに聞く判りやすい質問なさることで定評がおありです。 私たちは、「みなと」では、将来ラジオ番組を持って、外に出られない方や、 テレビや本は疲れてしまってご覧になれない方、 ご本人のサポートをなさりながら忙しく働いていらっしゃるご家族や、東京から遠く離れていて、 「みなと」のセミナーには参加できない皆さんに宛てて、情報発信や、元気の出る話しや、 歌をご紹介したいと考えていたので、ぜひ平間先生にお話を伺ってみたいと思い、フェイスブックで メッセージをお送りしたところ、 「私ができることがあれば何でもやりますので、ぜひ一度お会いしてお話をしましょう。 空いている日時があれば3つか4つ候補を教えてください。こういうことは早いほうがいいと思っています(*^_^*)」と すぐに返信を下さって、実際にすぐにお会いする事が出来ました。 子供さんが4人いらっしゃることや、娘さんが命に関わるご病気になり、それがきっかけで会社勤めを お辞めになって、独立なさったお話を伺いました。 今は、個別指導塾「ドリームスタディ」塾長であり、 溝口メンタルセラピストスクール心理カウンセラー養成講座主任講師でもいらっしゃいます。 塾を始められた2002年当時は、子供さんを変えるために、子どもさんだけに焦点を当てていらしたそうですが、それは間違っていたと言う事に、気がつかれたそうです。 子どもさんを変える、子供自身に自分の素晴らしさや、可能性を発見して貰う、確信を持って貰う、そのためには、 親御さんが変わる必要があったと言う事に気づき、親御さんが子供以上に学ぶ必要がある事に気づきかれたそうです。 「みなと」を始めてみて、参加して下さる親御さんの悩みは、とても深く複雑だと感じる事が多いです。 それに気がついてはいても、私自身は、親になった事がないので、どうしても判り切れていないのではないか?と言う気持ちもありました。 それで、いつか平間先生に来て頂いて、ご自身の父親としての体験から、 そして15年間で2000組以上の子供や親御さんの学習面とメンタル面の問題解決に力を貸していらっしゃる立場から、お話をして頂きたいと思っていたところ、 「みなと」さんのお役に立てるのなら、喜んで、と快諾して下さって、今回のセミナーが実現しました。 では、夫婦関係の話はないの?と思われた方もいらっしゃるでしょう。 うちの場合もそうでしたが、うつご本人は、大人であっても子どもと同じようなところがありませんか? 奥さんが、お母さん役になったり、旦那さんが、お父さん役になったりしているのではないでしょうか? それから考えると、親御さんと子どもさんの関係を学ぶ事は、うつご本人のいらっしゃるご家庭についても 学ぶことになるはずです。 実際の話では、夫と私がぶつかったつい先日も、2時間程の時間をかけて、いかにぶつかるのを減らし、 無駄なパワーの浪費を減らすにはどうしたらいいか、などについて具体的にアドバイスを頂きましたが、 目から鱗の内容で、夫とぶつかった事もすっかり忘れて聞き入った程でした。 そのいくつかをご披露すると、 ・ほどよい関係は、お互いの良い加減から作られる。 ・自分の枠から外れた状態でも OKだと言う事を知る。 ・人と機械は別。 機械には、効率を求めてもいいが、人は、曖昧でいい。 ・言動に対して×をつける事はあっても、相手自体を責めてはダメ。 ・失敗をしたら、それと同じ数以上の成功体験をする。それで苦手意識は克服できる。 ・言葉掛けに気をつける。 ・相手の型に少しははまってあげる事も大切。 ・自己中心的でなく、自分と関われる人もHAPPYになれるような自由を求める。 ・それぞれ別の時間をたくさん持つ。 ・夫婦二人のルールを作る。 ・将来への考え方、方向性を確かめておく。 ・夫婦の役割分担をする。 まだまだメモを書きとめて来ましたが、なるほどこれを改善すれば、深夜に及ぶバトルも減って行くと思う アドバイスばかりでした。 また、うつご本人の皆さんにとっては、 ・どうしたら家の中を居心地良くし、うつ療養に専念できるか? ・ご自分の気持ちを、ご家族に理解して貰い、「うつから卒業する」までいい関係でサポートして貰うにはどうしたらいいか?と言う 大きな課題について話をして頂こうと思います。 毎朝4時半に起床なさって、いくつもの仕事をこなし、その上4人のお子さんに対しても正面から向き合っていらっしゃる平間先生のお話は、皆さんのご参考になる事がたくさんあると思います。 今回を逃すと、平間先生のスケジュールでは、お願いするのが難しいので、 残念ながら今回限りのセミナーになる可能性大ですので、ぜひ今回の機会を活用して、 ご家族同士での悩みを解決にお役立て下さい。 うつから卒業するために.... 「必ずおさえておきたい5つの法則」 ~うつ体験者が本気で語る、本気で応援する~ 第一部 砂田康雄、くにえ うつから卒業するために「必ず押さえておきたい5つの法則」 第二部 平間正彦先生 「家族同士だからこそ必要な傾聴力と質問力」 第三部 平間先生と 砂田康雄、くにえのディスカッション 第四部 質疑応答、お知らせ 〔日時〕 5月12日(日曜日) 14:00~17:00 (受付開始13:30~) 〔場所〕 アカデミー湯島 (東京都文京区湯島2-28-14) 〔対象〕 うつのご本人、ご家族、サポーターの方 〔講師〕 株式会社ドリームステージJAPAN 代表取締役社長 平間 正彦氏 〔定員〕 先着20名様 定員になり次第締め切りとさせていただきます。 〔参加費〕 お一人 3,500円 お二人以上でお申し込みの場合 お一人 2,500円となります。 当日現金でお支払の場合 お一人 4,000円、お二人以上でお申し込みの場合 お一人 3,000円となります。 〔お申し込み〕 次の7つの必要事項をお書きの上 1お名前 2 年齢 3 住所 4 メールアドレス 5 電話番号とFax番号 6 参加人数 7 ご本人、ご家族、サポーターのどちらですか? メール info@utsu-minato.net又は Fax 045-571-3258 宛へ 5月 10日(金曜日)までにお申し込み下さい。 ※ 後ほどお振込先をこちらからご連絡を差し上げます。 ※ お振込後、正式なお申し込み完了とさせて頂きます。 皆さまのご参加をお待ちしております(*^_^*) |
4月29日の小堀修先生の「うつと人間関係のための認知行動療法」 好評に終了しました。 |
2013/05/03(Fri)
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![]() 4月29日の小堀先生の「うつと人間関係のための認知行動療法」には、 新しい方も、本当に久しぶりに参加して下さった懐かしい方もご参加くださいました。 まず嬉しいご報告を一つ。 翌日の朝、小堀先生から嬉しいメールが届きました。 女の赤ちゃんが誕生なさったそうです! セミナー当日が、赤ちゃんのお誕生と重ならないかしら、と私たちも気になっていましたが、 なんとご両親思いの赤ちゃんなんでしょう。 今回のセミナーは、小堀先生がお父さんになる前の最後のセミナーになった訳ですね。 今回のセミナーが終わって、皆さんにアンケートを書いて頂いたので、小堀先生にもアンケートをご覧頂き、 早速小堀先生からは、皆さんの感想やリクエストから、次回秋のセミナーに向けて、内容を更に練って、 いいものにしましょう、と 熱いメールが届きました。 どうぞ皆さん、期待なさってお待ち下さい!! 以前から小堀先生のセミナーに参加なさっているご家族の方からは、 小堀先生のカウンセリングを受ける事が難しいのなら、 今回のようなセミナーを以前からして頂きたかったので、本当に念願叶って嬉しいです。 本人は今回、都合が合わず出席できませんでしたが、ぜひ次回受講したいと話しています。 など、大半の方が小堀先生の人間関係のセミナーに参加して良かったと感想を書いて下さいました。 私も、前回のセミナーを伺った時に、人間関係についてぜひセミナーをして頂きたいと思っていたので、 今回人間関係について、セミナーをして頂けたこと、そして多くの方に喜んで頂けて本当に嬉しいです。 今回の豊富な内容から、 ぜひこれだけは忘れずに毎日取り入れて欲しい & 私も取り入れたいと思った事があります。 1.つまらない喧嘩をついしてしまい、気まずくなってしまった。 こちらから謝るのも悔しいし、相手から折れる気配も全然ない。 こんな事は良くありませんか? うちでは、日常茶飯ですが、これが起こると 本当に心身のパワーが枯渇するように感じます。 そんな時には、どうしたらいいか? ・十二分に物理的、時間的な距離をとる。 ・第三者に愚痴を聞いて貰う。この時聞いて貰うだけで、アドバイスを貰う必要な特になし。 ・お花や、お菓子、映画のチケットなど心遣いを現すような物を持って会う。そして楽しい時間を一緒に過ごす。 ・その後も、どちらがどの位悪いか、「清算」する事はしない。 ・愚痴を話した内容や、仮にアドバイスされたとしても、それは相手には伝える必要なし。 ・それでも言い合いになってしまう時には、誰かに第三者にヴィリプラカ女神、別名「仲直りの女神」入って貰い、 お互いに、伝えたいこと、聞いて欲しい事を最後まで聞いてもらう。 その間、お互いに間に口ははさまない事。 注)大抵のローマ人は関係がこじれた時にとりあえずヴィリプラカ女神でお祈りを捧げ、自分の言いたいことを曝け出してスッキリして帰って行くのだそうです。 2.相手に言われる前に、相手からの期待を先読みし過ぎる上、その期待に応えられなかったらどうしようか、と不安になってしまう場合はありませんか? お互いに、頼みたい事があったら、口に出して言うよ、と言う事を確認しておく。 口に出して言われていない事は、察する必要はない。 口に出して言われたら、何をどの位までやって欲しいのか把握、確認して、 自分ができる事を伝える。 「今日は難しいけれど、来週だったら出来そうだけど、それでいい?」 「これをやり終えた時点で、まだ余力があったら、やってみようと思うよ。」など。 お互いに、じゃそれでお願いするわね、となったら、 「悪いわね」、だけでなく、「助かるわ、ありがとう」など、感謝を伝える。 また 何も出来ず断った場合、迷惑をかけたと思ったら、あとで埋め合わせをする。 「悪いわね」、または 「ごめんね」、に 「ありがとう」を添えると、 相手の疲れが減って、その上 その行動が増える。 3.家族の接し方について A.家族は、つい元気な人が出来ていること: 薬を飲まず、仕事をし、規則正しい生活を送り、身体を動かし、柔軟に考え、よく眠り、楽しい事をする、 これらの事をうつ本人に勧めて仕舞いがちだが、 これらは、健康な人だから出来ることなので、 本人が出来なくても、後ろめたいと思わないようにしてあげる必要がある。 B.家族がやる事は、 1) 安心して病気、昼夜逆転、引きこもりをして貰う状況を作ってあげる。 ・ 仕事、結婚など 本人が分かっているけれど、できないで悩んでいる事は言わない。 ・ 求人雑誌などを わざと目につく所に置いたりしない。 2)面と向かっての対話をすることが大切。 ・ あいさつを続ける。 相談にのる、愚痴を聞く、これ以外の普通の会話、楽しい会話をなるべく多くする。 MP法などを使って、出来た事、楽しめたこと、を具体的に聞く。 誘える状態の時には、映画や、ランチ、旅行などに誘ってみる。 3)家族自身が楽しめる時間を持つ。 4)どうしても我が子だと思うと、安心して昼夜逆転をして貰う、引きこもりをしてもらう、等と言う発想が難しく思えるので、「従兄の子どもを預かっている」 「座敷わらしがいる」などと 距離を開けた関係だと捉えられるように工夫をしてみる。 C 家族が気をつけること 1)批判、比較、過干渉を減らす × 以前はできていたのに、今はこう言う事も難しいのね。 × 同級生の○○ちゃんは、もう結婚して子供が生まれたそうよ。 × うまくできないの? じゃあ、しょうがないわね、私が全部やってあげるわ。 2) 上記 1)の逆をする ⇒ 賞賛、肯定、自立の支援をする。 ○ ・・・やってくれたんだね。 すごいね! ありがとう。 無理せずに また出来る時にお願いするわね。 ○ いつでも、あなたは我が家の大切は家族の一人よ。 ○ いつまでできるか分からないけれど、私にやって欲しい事があったらいつでも言ってね。 この他にも、まだ応用行動分析などを教えて頂きました。 これについては、また後日まとめて書きたいと思います。 今回、初めて「みなと」の小堀先生のセミナーにみえた、うつのご家族の方から、 家族は忍耐が足りない、理解が足りない。だから本人のために もっと理解してがんばらないといけないと言われているような気になってしまいました。 、と正直な感想を聞かせて頂きました。 実は、私も 家族がこんなにまで気遣ってあげないと、うつは治らないものなのか?と 私が家族の立場だった時を思い出しながら、殆ど全てできていなかったな、と反省しました。 もちろん、小堀先生はそう言う意味でおっしゃったのではないと思います。 夫がうつだった時に、私も、今回小堀先生から教えて頂いた事を知りませんでした。 なので、夫のためにいいと思ってやっていた事は、実は、安心して自宅で療養できるための物ではなかったと大分後になって判りました。 もし 今回小堀先生に教えて頂いた事をやっていたら、もっと早く夫はうつから卒業出来ていたかも知れない、私ももっと早く楽になれていたかも知れない、と思わずにはいられませんでした。 何も判らずに、ただ家族が良かれと思ってしている事は、本当にうつ本人にとっていいことだとは限らないと言う事なんです。 なので、今回学んだ事を、まず実際に、日常生活で取り入れてみて頂きたいのです。 うつご本人にとっても、 ご家族にとっても、目標は、うつご本人がうつから卒業して、ご本人らしい生き方をすること、そしてご家族共に幸せな時間を送ることだと思うので、 健康なご家族が、その目標に近づいて行く為に、まずはご本人の為にできる事からなさってみてはいかがでしょう。 私のように、過保護、過関心、過干渉を全て夫に対して行っていて、後からそれがいかにうつ回復の脚を引っ張ってしまうか、を 知った時のショック。 できたらご家族の皆さんには味わって頂きたくはありません。 知っていれば、それを実際にやるか、どうかは自由ですが、 知らなければ、何も始められません。 どうして家族ばかりが大変な目に遭わなければならないの?と思われるのでしたら、 きっとご自身が感じていらっしゃるよりも、かなりストレスがかかっていて、 心身共にお疲れなのではないでしょうか? 楽しい事をなさる事を、ご家族がぜひすべきお仕事だと思って、積極的に取り入れてください。 そして 疲れたな、と思ったら、どうぞ体を休める事を最優先なさってください。 ご飯の支度や 洗濯などは、外食にしたり、お惣菜を買って来たり、洗濯は後回しにするなどして、疲れを溜めないようになさってみて下さい。 体が疲れていないと、どうして私ばかり○○なんだろう?と言う発想をしなくて済むようになると思います。 そして、ご家庭でも、うつの話や、ご本人の体調の話ばかりでなく、 ぜひ 思わず笑ってしまうようなうつとは全然関係ない話や、好きな音楽を聴くなど、 ゆっくりできる時間を取り入れてみて下さい。 今回の小堀先生のお話を特に聞いて欲しかったご家族の方が、数名いらしたのですが、 今回はご都合がつかず参加なさいませんでした。 小堀先生からこのご本がお勧めと言う事、ご紹介頂きましたので、 こちらに書いておきます。 「ひきこもり救出マニュアル」 斎藤 環(たまき)氏 著 今回のセミナーの内容は、初めて知る、聞く内容が多かったように思います。 判ったつもりでも、実行に移さないと、何も変わらずもったいないです。 ぜひ実際に日常生活に取り入れてみて下さい。 私も、夫との関係が良くなるように、「ありがとう」の言葉をフル活用し、 頼みたい事があったら、口に出して伝えるようにしたいと思います。 皆さん、どうぞ小堀先生の秋の更にバージョンアップしたセミナーを期待して、楽しみになさっていて下さい(*^_^*) |