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一つ年を重ねて・・・。
2010/08/21(Sat)
先日15日に誕生日を迎えました。

その前日に 父が亡くなるまでお世話になっていた病院の前を
通ったのですが、14年前の誕生日、もう多分2度と父と写真を撮ることはないだろうと思い、
同じ病室だったご家族の方に父と二人の写真を撮って貰っていました。

9月の末に父は亡くなり、本当にそれが最後の父との写真になりました。


その事を病院の前を通る時に思い出し、思わず涙が出て来ました。


あの時は 一人で毎日病院へ通い、婦長さんから次の病院は見つかったかと、
会うたびに言われ、最後には婦長さんを見つけると隠れていたのを思い出しました。

今ならもっとはっきりと婦長さんに
家族としての気もちが言えただろうに、
14歳も若かったその時の私は
次に父を転院させたい病院が見つからない、
もうしばらくここで治療を受けさせて欲しいと、頼めず 
どうしたらいいのか一人で転院先を探しては、
見つからず、本当に辛かった。

暑い中、一人で遠くまで病院を見学に行った時の辛さが映像となって浮かんで来ました。


それから思うと、
大分やはり年を重ねて来たのだな、と自分でも思います。

今の私だったら また婦長さんとも違ったやり取りができたかも知れなかった、
そう 一瞬思いました。


そして、今までの誕生日は振り返ってみると、 
これからの自分の人生が幸せなものでありますように、と
祈っていたように思うのですが、

今年は、両親に心から感謝の気持ちで一杯になりました。

産んでくれてありがとう、
そして育ててくれてありがとう。

もっと早くそう思える人もたくさんいらっしゃると思いますが、

私は 恥ずかしながら今年初めてそう素直に思えました。


今までは、亡くなった両親に 見守ってください、とお願いしていましたが、
やっと、元気でやっているから心配しないで大丈夫。
安心して下さい、と 言えるようになりました。

この年になってやっと大人になって来たのか、と笑われそうですが、
突然亡くなった母の年まであと7年。

いつ来るかも知れない最期の日まで
健康に、生きている!と言う事を感じながら、毎日を過ごしたいと思います。


そして
多くの方に助けて貰って、有難い、と
心からの感謝の気持ちで一杯になりました。


14年前にも、たくさんの方が助けて下さったはずなのに、
自分の父親の事なんだから、
誰にも迷惑をかけてはいけないと、頑なに思っていました。


今なら、力を貸して下さい、と頭を下げてお願いする事ができます。


そして、誰かが助けて欲しいと言ってくれたら、
喜んでできる限りの事をしたい、そう思えるようにやっとなりました。


このブログを読んで下さっている皆様 お一人お一人のお顔は見えませんが、
私の長い、つたない文章を ご覧下さっている皆様に
心からお礼を申し上げます。

ありがとうございます。


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コメント
- お誕生日おめでとうございます -
先日、コメントへの返信をいただいたときに、「患者側からもリクエストを」というところがあまり実感がわかず、よくわからなかったのですが、その言葉の背景となっているのかもしれない思いを、少し理解することができたように感じました。
辛かった記憶を消してしまうことはできませんが、そのことはこれからの仕事に幅と奥ゆき、深みをもたらしてくれるものと思います。
今後のますますのご活躍をお祈りいたします。
2010/08/23 21:41  | URL | dizzy #3/2tU3w2[ 編集] ▲ top
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