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11月20日に関東地方で放送されたフジテレビ, スーパーニュースの  特集 「薬がやめられない」をまとめましたので、どうぞご覧下さい。
2012/12/01(Sat)
12月16日(日)に今年最後のセミナー、医療を受けながら実践できる「うつに打ち勝つ自然療法!」Part2を開催致します。詳しくは、⇒こちらをご覧ください。



11月20日に関東地方で放送されたフジテレビ,スーパーニュース 「薬がやめられない」があるのを、
放送間際に知り、すぐにメルマガでもお知らせしたのですが、ご覧になられた方はいらっしゃいますか?

17分程の特集でしたが、
抗精神薬を服用するにあたって、知っておいた方がいい情報がまとめられていましたので、
番組のテロップとナレーションを元にまとめてみました。


この番組の内容をご覧になる事で、薬の事を再度確認して頂きたいと思います。


私は副作用もないし、安心して飲めるわ、と言う人はそのまま続けて頂いて結構だと思います。
また、薬については不安も心配もある、と感じていらっしゃる方は、その不安や心配を医師に伝え、それを解消してから、飲んで頂きたいと思います。 
不安を心配を解消してからの方が、同じ薬でも効果はずっと上がるとはずだと思います。


では、以下をどうぞご覧ください。



現在、うつの患者数は70万4000人と言われています。

向精神薬のオーバードーズ、つまりは「薬の適量超過」、「薬のまとめのみ」の事ですが、これが問題となっています。
抗精神薬とは、抗精神病薬、抗不安薬、抗うつ薬、睡眠薬の事です。




薬物療法に依存する、医師と患者が問題となっています。


例1:北里大学に緊急搬送された30代の女性は、
5日分の抗精神薬を飲み、自分の胸にナイフを刺し、それが5センチの深さまで達してしまった。




抗精神薬は、3890億の市場となっています。

薬が理性を失わせ、
その結果、自殺企図を後押ししているケースもあります。

一定の量以上を飲むと、自殺、自傷を起してしまう可能性が大きいのです。


例2:39歳の女性は、抗精神薬を一度に150錠飲み、カミソリで腕を切った。

抗うつ薬 2種類
睡眠薬 2種類
抗精神病薬 2種類
抗不安薬 1種類  計7種類を飲んでいた。

精神科を受診した時には、処方されたのは1種類の薬だったが、
出てくる症状を伝える度に、薬の種類が増えて行った。

気がつくと、薬を全部飲んでしまい、更に楽になりたいと、自分に傷をつけた。




「過量服薬」の調査によると、
一人当たり、平均5種類で
中には、10種類以上飲んでいる人もいます。
多剤処方が自殺を招くと、思われます。

警察庁調べによると、平成23年の自殺者数は、3万651人にも上っています。
     

このことから、
2010年6月に、厚生労働省は 「抗精神薬の飲み過ぎが、自殺に繋がっている可能性がある。」として 
精神科の病院に対し、多量の処方をしないように呼びかける通知を出しています。



「医師側の安易な処方に問題がある。」と言う指摘もあります。

医者側が、薬物療法依存になっているので、結果、薬物依存の患者を作ってしまうのです。

医師の安易な処方によって、苦しむ人がいる訳です。



例3: 9歳の時から40年以上も薬を飲む女性。
現在、6種類の抗精神薬を飲んでいる。
だるさ、気落ち、イライラがあり、自殺願望もある。
現在は、80歳の母親がサポートしている。

一人になると、不安になって、薬を飲まずにいられない。
このために、副作用に悩みながら、
薬をやめられない現実。


この女性の処方に問題はないのか?

他の医師に検証してもらうと、
気分を抑える薬と、気分を持ちあげる薬が併用されていた。
これは、慎重に処方されなければならない組み合わせだと判った。

この女性には、合わない薬が処方されている可能性があると、指摘した。




多剤処方の背景には、
医師には、短い時間で、患者のニーズを満たし、診察を終えないといけない状況があり、
その結果、患者は、薬物医療に陥ってしまうのです。


自殺防止対策のために、
早期治療を国は勧めているが、
医療の現場では、体制が整わないまま、患者が増え
「薬物頼み」の治療になっているが、
その抗精神薬は、万能ではない。



例4:37歳の母親
今年3月に出産し、授乳による睡眠障害で5月に精神科を受診、産後うつだと診断された。

7月には、頭痛、動悸、物音が響く、感情がなくなるなどの症状が出て、
「生きていても、死んでも 迷惑をかける弱い自分になってしまった、と
4か月の赤ちゃんを残して自殺してしまった。




今年、うつ病学会では、
「大量処方、多剤処方」など、安易な薬物投与に警鐘を鳴らしています。

そして、現場の医師からも、
薬に対する意識を変える時に来ていると、声が上がっています。


国立精神・神経医療研究センター 松本医師は、
うつの治療=薬ではなく、
心のケアと言うのは、原則として やはり話をする事だと伝えています。
その補助として、薬がある、と言う事を 医師も患者も理解すべきだと
話しています。



うつ治療の徹底が叫ばれる中、
薬への盲信から 苦しむ多くの患者たちが存在します。

薬物療法依存から、いかに脱却するか? が問題です。
うつ病治療は、今 大きな分岐点に差し掛かっています。

番組では、締めくくりとして、注意すべき点をあげています。
薬を飲んでいる人の中には、その人に合った薬を、適量飲んでいる人もいます。

疑問や、不安があったら、薬を勝手にやめないで、必ず医師に相談する事を勧めています。


番組の内容は以上です。



この番組を見て、ご自分の飲んでいる薬に対して不安を感じ、
医師に質問なさった方がいらっしゃると思います。

どのような答えが返ってきたでしょう。



私の昔からの友人は、20年以上も抗精神薬を服薬しています。
最近、新薬を勧められていましたが、副作用と思われる症状が強く出る為に、医師に薬はもう飲みたくないと伝えたところ、それなら、飲まずに行きましょう、と言う事になり、現在は2カ月に一度、様子を伝えるために通院しているのだそうです。

彼女が、やめたいと言えば、薬は飲まなくても済んだのだとしたら、
彼女は酷い副作用に悩まされながら、長い間薬を服用する必要が本当にあったのでしょうか?

薬を飲まなくなって数か月経った今、彼女は薬に操られているような感覚がなくなり、
副作用から解放されて、少なくとも薬を飲んでいた時よりも今の方が毎日を快適に過ごせるようになったと聞かせてくれました。


私がうつだった時は、うつを治すには薬が必要で、その為には副作用があったとしても、
今は薬を飲む事が優先だと思い込んでいて、
確かにさまざまな副作用がありましたが、医師の指示通り100%薬を飲んでいました。


その後、結婚することになり、医師にその報告をした時に、
ふと、赤ちゃんは大丈夫ですか?と質問する気もなかったのに、口からその質問が出て来て、伺ったところ、
医師からは、喉から手が出るほど赤ちゃんが欲しいのでなければ、諦めて欲しいと言われました。

それがどういう事を意味するのか、私はその時いろいろな想像が頭の中でフル回転し、
どういうことですか?と次の質問する勇気がありませんでした。

その医師の一言で、私は20代の時から、もし結婚しなくても、母親にはなりたいと思う程、
赤ちゃんを授かる事を望んでいましたが、諦めました。


そして、その時初めて薬と言う物の恐さを知りました。


私が受診していた時、医師は私が独身であることをご存じだったはずですが、
薬と妊娠の関係については 特に何も説明はありませんでした。

私と同じような目に遭わないためにも、ぜひ薬の副作用、恐さについては、
ぜひ念入りに確認をして、服用なさってください。

そして、不安や疑問があったら、ぜひ先生に伺って解決なさってください。

もしその時、医師が突然怒鳴り出したり、威圧的な態度をお取りになったら、
次の病院なり、他の療法を考えてみてはいかがでしょう。

大切なのは、ご本人自身の体調です。



私たち、うつの家族の会 みなとでは、今後も薬に頼らないうつからの回復法をセミナーでもお伝えして参ります。

薬への不安をお持ちの方や、長い間薬を飲んでいるのに改善して行かない方、
どうぞこのブログや、みなとのセミナーをお役立て下さい。






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コメント
- Re: ブログに取り上げて頂いてありがとうございます! -
monstlouさん、

ブログに取り上げて下さってありがとうございます。

今年の寒さは、いかがですか?

こちらでも、14日の雪がまだかなり残っています。
こんなのは初めてです。

私も、先ほど2月24日のブログ、The Sense of Wonderを拝見しました。
内海さんは、FBでのお知り合いなんですが、
本当にいつも 貴重な事を発信して下さってますね。

後ほど、こちらのブログでも、そちらのThe Sense of Wonderの投稿について
取り上げさせて頂きたいと思います。

とても大切な話ですね。

今後とも、お互いに情報交換できたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願い致します。

今年こそ、お店に伺って 月のお茶ハーブティを頂いてみたいです。


2014/03/09 21:23  | URL | サロン みなと #-[ 編集] ▲ top
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