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講談社現代新書 「うつ病の現在」に掲載して頂いています。
2013/09/22(Sun)
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S201307講談社現代新書 うつ病の現在


本屋さんでは、林真理子さんの「野心のすすめ 」が良く売れているそうですね。

林真理子ファンは、私の周りにも多くいらっしゃいます。 もうご覧になりましたか?



その「野心のすすめ」と同じ、講談社現代新書から、うつの本が出ています。


去年東京で開催された、日本うつ病学会でお話をさせて頂いた時に、
このご本の著者である佐古記者が 会場にみえていて、後日取材をさせて下さいと言って下さいました。

その後、今年のまだ寒い時期に、「みなと」のセミナーに来て下さって、
その日の様子と、参加者の皆さんにもご協力を頂いて後日信濃毎日新聞に掲載して頂きました。


その時に既に、それまでの連載とあわせてご本になる予定があると伺っていたのですが、
講談社現代新書から「うつ病の現在」と言うタイトルで出版されています。


本の帯に野村先生からの言葉、
「うつ病は、誰がかかってもおかしくない国民病」と書かれています。

それなのに、まだ偏見もあり、治療法もはっきりしていません。
その結果、残念な事に長い間治療を受けているにも関わらず、回復していない方が本当にたくさんいらっしゃいます。


佐古記者は、とても真摯にこのうつの取材に取り組んで下さっていて、
どなたにでもわかりやすい、文章にまとめて下さっています。

私たちの事は、
第6章 患者と家族を支える、の中に
「孤立」を防ぐために━家族が集う場、と言うタイトルで202ページから4ページに渡って書いて頂いています。

佐古記者からは、
読者に判りやすく表現するために、
イラストを加えたので、写真が削られてしまって残念です、と伺いましたが、
コンパクトな本になっているので、通勤時にも持って行きやすく、読みやすい本だと思います。



巻末には、
野村総一郎氏と信州大学の鷲塚伸介氏の対談が掲載されています。

私たちが、「うつの家族の会 みなと」を始めてから、見聞きしている内容とは異なる部分があり、
同じ薬や、うつと言う病気を見ているはずなのに、
どうして、抗うつ薬ではうつを治せないという見解と、「抗うつ薬が怖い薬だと決めつけるのは、あまりにも
感情的すぎると思います。」と言う野村先生のような考え方があるのか、
理解に苦しみます。


専門家同士でも、意見がさまざまなのですから、
医療消費者である私たちが、振り回されてしまうのも当たり前でしょう。


私たちは、私たちの体験や、「みなと」を始めてから学んだことや、情報から、
抗うつ薬はじめ薬だけでは、残念ながらうつは治せないと考えています。


そればかりか、副作用に悩まされている人の多さに驚き、できるなら飲みたくないと思っている人の
多さに、もっと専門家は、いろいろな利害や垣根を超えて意見を出し合い、研究を進めて、
一番にうつ当事者に利のあるように、して欲しいと思います。


薬を買い、飲む医療消費者は、治るまでに時間がかかり過ぎ、
収入を得られず、職を失い、人によっては家族も失い、尊い自分の人生の時間までも奪われます。

その一方、
薬を売る製薬会社、処方する医師、病院、専門家は、
うつを治せなくとも、ペナルティはなく、失うものはないのではないでしょうか?

たとえ、患者が自殺をしてしまったとしても、医師は咎められることは現在はまずありません。


それどころか、
うつの患者が多ければ多い程、上記の人たちは収入は増える一方です。



これでは、フェアではありません。


うつを良くして、治して、初めて専門家は報酬を得られると言うのが筋ではないでしょうか?


うつ当事者である医療消費者が、あまりにも弱い立ち場でい続けなければならないことに、
憤りを覚えます。


そんなことを、砂田が言っていたというのを思い出しながら、
この「うつ病の現在」をぜひご覧頂きたいと思います。











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