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もし運動が薬の形で摂取できるのなら、世紀の大発見として一面にでかでかと報じられただろうに。運動は、ほとんどの精神の問題にとって最高の治療法なのだ。」 NHK出版社の本 「脳を鍛えるには運動しかない!」 より。
2013/10/10(Thu)
20131020まなべ先生運動でうつを治すセミナー用脳を鍛えるには運動しかない

フェイスブックでも10月20日の眞邊先生のセミナー、「うつ卒 Body Work!!」 part 2 ~超カンタン運動でうつを治す~ をご紹介したところ、「うつって運動で治るの?」 と コメントが寄せられました。



まだまだ、うつは、薬と休養で治る、と思っている方、多いのかも知れないですね。


以前にも ブログで書いている内容ですが、
こちらに改めて 書き直しました。  どうぞ一度ご覧ください。



こちらのブログでも、運動についてはお伝えしていますが、
最近このブログを読み始めて下さった方もいらっしゃると思いますので、
過去のブログを検索してみました。

参考までにご覧下さい。


2010.10.22のブログ ⇒行動を変えれば脳が変わる。 生田哲先生の新しいご本:「よみがえる脳」より。


2011.01.01のブログ ⇒ 生田哲先生と学ぶ「心の病と薬」、大変楽しく、貴重な知識を得る事が出来ました。



そして、先日、株式会社 けんこう総研 代表取締役社長 タニカワ久美子さんにお目にかかった時、
今、これを読んでいるのよ、と厚い本を見せて下さいました。

それが「脳を鍛えるには運動しかない!」 ジョンJ・レイティ氏著 野中 香方子さん訳 でした。


今まで薬学博士の生田哲先生にもお話を伺っていたので、やはりそうよね、とあまり驚かなかったのですが、
それから図書館に行った際に、この本を見かけ 目次を見てみると、
第5章は うつについて30ぺージ以上を使って書かれていました。


それでは、読んでみなければ、と 手にとってみました。


かなり細かい字で、合計300ページ以上の大作ですが、
一度ざっとでもご覧になる事をお勧めします。


既に、眞邊先生には 6月23日に「運動で、うつを倒す!」のセミナーを開いて頂く事は決まっていましたが、
改めて、今回このセミナーを開催する意味の大きさが良く判りました。


さすが、眞渡先生です!!


以下に、この「脳を鍛えるには運動しかない!」の序文で読んでおいた方がいいと思われる個所を
まとめてみましたので、 まず こちらをご覧下さい。



筋力や心肺機能を高める事は、むしろ運動の副次的効果に過ぎない。
わたしはよく患者に、運動するのは、脳を育てて良い状態に保つためだと話している。

人間が動くように生まれついていること、つまり動物だと言う事は忘れがちだ。

わたしたちはもはや狩りも採集もしていない。そこに問題がある。
動く事の少ない現代の生活は人間本来の性質を壊し、人類と言う種の存続を根底から脅かしている。


しかも、ほとんど誰も気がついていないのは、動かない生活は脳も殺してしまうということだ。
実際に脳は縮んでいくのである。



現代の文化は心と体を別もののように扱っているが、わたしはそれを再び結び付けたいと思っている。


脳を最高の状態に保つには、体を精一杯働かせなければならない。本書では、体の活動がわたしたちの考え方や感じ方にとって、なぜ、そしていかに大切なのかを説明していこう。


運動をすると、セロとノンやノルアドレナリンやドーパミン ――― 思考や感情にかかわる重要な神経伝達物質 ―――が増えることはよく知られている。 



わたしが会ってきた多くの精神科医でさえ、それ以上のことについてあまり知らないようだ。
長いストレスを受けると脳の何十億というニューロンの結合が蝕まれることや、
うつの状態が長引くと脳の一部が委縮してしまうこと、しかし運動をすれば神経化学物質や成長因子がつぎつぎと放出されてこのプロセスを逆行させ、脳の基礎構造を物質的に強くできること、そう言ったことを殆どの人は知らないのだ。


実際のところ脳は筋肉と同じで、使えば育つし、使わなければ委縮してしまう。
脳の神経細胞は、枝先の「葉」を通じて互いに結び付いている。運動をすると、これらの枝が生長し、新しい芽がたくさん出てきて、脳の機能がその根元から強化される。



なぜ脳のはたらきを気にかける必要があるのだろう。
一つには、脳がわたしたち全てを取り仕切っているからだ。
そして運動は、きわめて重要なこうした物質や因子に、劇的な影響を及ぼすことが立証されている。

運動をして脳の準備を整えてから、机に向かってなにか新しいことを覚えようとすると、
脳に入ってくる刺激がニューロンの結合を強めていく。そうして出来た脳の回路は、情報が何度も通ることでさらに強くなる。繰り返し人が通るうちに森のなかに道ができていくのと同じだ。
そうやってニューロンの道を作る事の大切さは、本書で取り上げるすべての問題にかかわっている。


たとえば、不安に立ち向かうには、くせになっているマイナス思考の道を消していくと同時に、それに代る新たな道を切り開いていかなければならないのだ。


これから述べていく体と脳の相互作用を理解すれば、あなたはそのプロセスをうまく利用して、問題を解決し、
前向きな気持ちになることだろう。今朝、30分運動をしたのなら、心の準備は万全で、落ち着いて椅子に座り、
この段落に集中できるだろうし、脳はその内容を覚える態勢が十二分にとれているはずだ。



私が願うのは、運動が脳のはたらきをどれほど向上させるかを多くの人が知り、それをモチベーションとして積極的に運動を生活に取り入れるようになることだ。

もっとも、それを義務だとは思ってほしくない。運度はもちろんするべきなのだが、無理強いするつもりはない(ラットの実験によると、強制された運動では自発的な運動ほど効果が出ないことが判っている) 運動をしたいと心から思えるようになれば、そのとき、あなたは違う未来へ向かう道を歩み始めている。それは生き残るための道ではなく、成長するための道なのだ。


2000年10月「ニューヨーク・タイムズ」はデューク大学の研究者が、うつ病の治療には、塩酸セルトラリン(SSRIの一種。商品名:ゾロフト)より運動の方が効果があることを証明したと報じた。 

なんと素晴らしいニュースだろう! だが残念ながら、この記事は14面の健康と運動の欄に小さく掲載されただけだった。

もし運動が薬の形で摂取できるのなら、世紀の大発見として一面にでかでかと報じられただろうに。


運動は、ほとんどの精神の問題にとって最高の治療法なのだ。


後半略。


※ この序文は、本文を読みやすくする為に、赤字と緑の色を使っています。また 改行を多くしています。



ご覧になっていかがでしょう?



運動は、それはしたらいいに決まっている、位にはどなたも思われていると思いますが、

それ以上の効果が 運動にはあって、
6月23日のセミナータイトルは、薬事法を考慮して 「運動で、うつを倒す!」としましたが、
「運動で、うつを治す!」と言って間違いではない、と言う事がお判りだと思います。


最後の文章、

「もし運動が薬の形で摂取できるのなら、世紀の大発見として一面にでかでかと報じられただろうに。

運動は、ほとんどの精神の問題にとって最高の治療法なのだ。」


なぜ運動がいいと判っていながら、積極的に治療として取り上げられないのか、理由はこれだと思います。



10月20日のセミナー、「うつ卒 Body Work!!」 part 2 ~超カンタン運動でうつを治す~ では、眞邊先生に運動をご紹介して頂いた後に、実際に皆さんと一緒にやってみましょう。


眞邊先生には、お一人お一人の体の使い方を見て頂いて、アドバイスを頂ける事になっています。


そのために、今回は20名限定とさせて頂くことになりました。


運動と言っても、ハーッハーッ息がつけなくなる程のきつい物ではありませんので、ご安心なさって下さい。

走ったりもしません。



なかなか眞邊先生に直接、ご指導アドバイス頂ける機会は、ありませんのでぜひこの機会を活用なさって下さい。



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